FormatAttachHeader関数(TKInfo.dll)(Ver7.22対応版)
 この関数は、X-Attach:ヘッダを整形して、見やすい形に変換します。具体的には、X-Attach:ヘッダに入っている「受信添付\...\」のようなフォルダ名を取り除き、さらに、もしファイル名が外国語ファイル名の場合には、それを正しいファイル名に変換して返します。
 この関数はパラメータの指定の仕方で動作が2通りあります。
 パラメータを何も指定しないか、またはパラメータ1に0を指定して呼び出すと、今現在表示している簡略表示ヘッダの中のX-Attach:ヘッダを変換し、変換した結果をそのままメール内容として表示します。
 パラメータ1に文字列を指定すると、その指定された文字列の中からX-Attach:ヘッダを探して、その中を変換します。

 おまけ動作:この関数はX-Attach:ヘッダの内容を変換するだけじゃなくて、X-Memo:ヘッダの内容も必要に応じて変換します。例えばメールの文字コードが中国語であってもX-Memo:ヘッダの内容は日本語文字コードで無理矢理書かれてしまってますか、この関数で変換すると、X-Memo:ヘッダの内容を中国語の文字コードに変換します。
パラメータ1(文字列型)
 変換したい文字列を指定するか、または今現在表示しているヘッダを変換させたい場合はパラメータ自体を省略してください。


返り値(文字列型)
 パラメータ1に文字列を指定した場合は、変換結果の文字列を返します。パラメータ1を省略した場合は、変換に成功したかどうかを返します。変換に成功した場合は0以外、失敗した場合(大抵はエラーメッセージも表示される)は0を返します。


備考
 パラメータ1を省略して呼び出した場合で、今現在表示してるメールが編集可能なメールの場合、またはヘッダの表示スタイルが簡略表示でない場合はエラーメッセージが出てエラーになります。
 ヘッダの表示整形しても、それでそのままAlterSave関数などで保存しないでください。保存すると添付ファイルへのリンク関係が壊れてひどいことになります。


#n = dllfunc( "FormatAttachHeader" );
message dllfuncstr("FormatAttachHeader", "X-Attach: " + dllfuncstr("CurrentHeader","X-Attach"));
参照:
DecodeAttachFileName関数