マクロ作成のヒント・受信時のマクロからメール作成する(Ver7.22対応版)
 マクロを使ってメールを作成するには、一般的にはtkinfo.dllのNewMail等の関数を使えばいいです。しかし、受信時の自動実行マクロでそれをやってしまうと、受信後にウィンドウがあわただしく動き、見た目があまり良くないです。また、「定期的に受信する」をONにしている場合だと、何か他のアプリケーションソフトを使っている最中にいきなり新規メールのエディタが表に出てきてとても迷惑です。

 こういう場合には、秀丸メールのコマンドラインを使ってメールを作成するのがとても便利です。

 具体的には、run文を使って秀丸メールそのものを起動します。秀丸メールは既にメモリ上で動作しているので、実行ファイル名は"turukame.exe"だけで実行できます。

 例えば、何通受信したかを送りたい場合には、
loaddll "tkinfo.dll";
#count = dllfunc("RecvMailCount");
if( #count != 0 ) {
    run "turukame.exe unsentmail Subject=受信通知 " +
        "body=" + str(#count) + "通受信しました。 " +
        "To=hideo@mail.ne.jp";
    #n = dllfunc("SendRemainAll");
}
 のようなマクロを使えばいいです。