RootBody, OrikaeshiRootBody関数(TKInfo.dll)(Ver7.22対応版)
 この関数は、返信元メールまたは転送元メールの本文全体を返します。ただし、エディタのマクロで扱える文字列の長さには制限があるため、実際には本文の先頭部分の約8キロバイト程度分しか取り込むことが出来ません。 さらに言うと、テンプレートから呼び出した場合と違い、マクロから呼び出した場合には、RootBodyもOrikaeshiRootBodyも返ってくる文字列は同じで、いわゆる「折り返し禁止」の形にはなりません。

 この関数は返信メールまたは転送メールコマンドで表示されたエディタ・ウィンドウの中でのみ有効です。ただし、草稿フォルダや送信済みフォルダに保存されたメールをもう一度エディタで開いた場合には正しく動作しません。
返り値(文字列型)
 返信元メールまたは転送元メールの本文の内容です。


$s = dllfuncstr("RootBody");

//折り返し禁止で挿入したい場合は、以下のように、DontOrikaeshi関数で文字列を加工してから、
//さらに一度それをsetclipboardでクリップボードに入れてpasteするというやり方にしてください。
//そうでないとうまく「折り返し禁止」で挿入されません。

$s = dllfuncstr("RootBody");
$s = dllfuncstr("DontOrikaeshi", $s);
setclipboard $s;
paste;
追加:
 返信元メールまたは転送元メールが送信系メールで、しかもHTML形式で書かれたメールの場合、以前のバージョンではHTML形式で書かれたメール本文がそのままRootBody関数で返ってきましたが、Version 6.19からは、普通のテキスト形式に変換された形式で返るようになりました。