MakeFolder, MakeGrepFolder, DeleteFolder関数(TKInfo.dll)(Ver7.33対応版)
MakeFolder関数は、現在選択しているフォルダの配下に新しいフォルダを作成します。DeleteFolder関数は、現在選択しているフォルダを削除します。
MakeGrepFolder関数は、検索フォルダを作成します。
これらの関数は秀丸メール本体ウィンドウ上でのみ実行できます。
DeleteFolder関数は、通常、現在選択しているフォルダに何もメールが無くても、必ず二重の確認メッセージを出します。パラメータをうまく指定してやれば、この確認メッセージを抑止することも出来ます。
- MakeFolder関数でのパラメータ1(文字列型)
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新規作成するフォルダ名を指定します。
- DeleteFolder関数でのパラメータ1(数値型)
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パラメータ1を省略するか、または0を指定すると、普通のフォルダ削除の扱いとなり、必ず2重の確認メッセージが出てきます。
1を指定すると、フォルダが空で、しかもサブフォルダが無い場合に限り確認メッセージを省略します。
2を指定すると、フォルダが空でなくても確認メッセージを省略します。ただしサブフォルダがあれば確認メッセージが出ます。
3を指定すると、フォルダが空でなくてもサブフォルダがあっても確認メッセージを一切省略します。
- DeleteFolder関数でのパラメータ2(数値型)
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フォルダ削除の時に、もしもそのフォルダへの振り分け設定があると、普通は、その振り分け設定を削除するかどうかの確認メッセージが出ます。ここのパラメータ2に1を指定すると、その確認メッセージを出さずに暗黙のうちに振り分け設定を削除するようになります。
- DeleteFolder関数でのパラメータ3(数値型)
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削除されるフォルダをWindowsのゴミ箱に入れたい時は、ここに1を指定してください。削除されるフォルダをWindowsのゴミ箱に入れずにさっくり削除したい場合は0を指定するか、またはパラメータ3を省略してください。
ちなみにこのパラメータは秀丸メールV5.21β2から追加されています。
- MakeGrepFolder関数でのパラメータ1(文字列型)
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新規作成するフォルダ名を指定します。
- MakeGrepFolder関数でのパラメータ2、パラメータ3(文字列型)
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パラメータ2で検索条件の式、パラメータ3で対象フォルダを指定します。
指定する文字列の形式は、「検索・検索フォルダの作成...」のダイアログボックスで指定する物と同じなので、その辺を参考にしてください。
パラメータ2、パラメータ3を省略すると、とりあえず検索条件などを空っぽでフォルダの作成だけ行います。
- MakeGrepFolder関数でのパラメータ4(数値型)
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検索フォルダのフォルダ毎設定でのオプションを指定します。
「検索ダイアログボックスを毎回表示する」をONにしたい場合は0x20をorした値を指定します。
「検索フォルダの内容をリアルタイムに更新する」をONにした場合は、0x40をorした値を指定します。
例えば全部OFFにしたい場合は0、全部ONなら0x60を指定すればいいです。パラメータ4を省略した場合は0を指定したのと同じ扱いになります。
- 返り値(数値型)
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フォルダ作成/削除に成功した場合は1、失敗した場合は0を返します。失敗した場合には何からのエラーメッセージを表示してから復帰します。
例 |
#n = dllfunc( "MakeFolder", "test");
#n = dllfunc( "DeleteFolder");
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