ShowBalloonMessage, AddBalloonMessage関数(TKInfo.dll)(Ver7.22対応版)
 ShowBalloonMessage関数は、タスクトレーに常駐している秀丸メールのアイコンの上に、いわゆるバルーンメッセージを表示します。
 常駐秀丸メールのアイコンが無い場合は、一時的にアイコンだけ表示してバルーンメッセージを表示し、バルーンメッセージが消えた適当なタイミングでアイコンも消します。
 この関数は秀丸メール本体ウィンドウ上でのみ実行可能です。

 AddBalloonMessage関数は、もしも今現在バルーンメッセージを表示してない状態ならバルーンメッセージを表示し、もしも何か表示中なら、そのメッセージが消えた直後に指定されたメッセージを表示します。AddBalloonMessageを複数回呼び出すと、指定されたメッセージをすべて順番に表示します。
 AddBalloonMessageには第3パラメータがあって、そこにコマンドラインの文字列を指定すると、バルーンメッセージをクリックした時にそのコマンドを実行できます。
パラメータ1(文字列型)
 バルーンメッセージのタイトルバー文字列を指定します。""を指定すると、秀丸メール標準のタイトルである「秀丸メール」が表示されます。


パラメータ2(文字列型)
 バルーンの中のメッセージ内容を指定します。


パラメータ3(文字列型、AddBalloonMessageのみ)
 バルーンをクリックして実行するコマンドラインを指定します。例えばメールを開く用に、 
"C:\Program files\HidemaruMail\TuruKame.exe" /vf ファイル名 オフセット
 みたいなコマンドラインを指定して、クリックして対象メールを表示するような動作が可能です。


返り値(数値型)
 返り値には特に意味はありません。


#n = dllfunc("ShowBalloonMessage", "新着の通知", "メールが届いてます。");
#n = dllfunc("AddBalloonMessage", "新着の通知", "メールが届いてます。", "notepad.exe");

例(何通受信したかのメッセージ表示にアカウント名も表示する例)
    loaddll "tkinfo.dll";
    #count = dllfunc("RecvMailCountShow");
    if( #count == 0 ) {
        endmacro;
    }
    $list = "";
    #i = 0;
    while( #i < #count ) {
        $account = dllfuncstr("GetLastRecvMailAccount", #i);
        if( $account == "" ) {
            break;
        }
        $account = $account + "\n";
        if( $account == $accountPrev ) {
            //直前のと同じ
        } else {
            #x = strstr( $list, $account );
            if( #x >= 0
             && (#x == 0 || midstr($list, #x-1, 1) == "\n") ) {
                //既に追加してある
            } else {
                $list = $list + $account;
            }
            $accountPrev = $account;
        }
        #i = #i + 1;
    }
    $message = str(#count) + " 通のメールを受信しました。\n" + $list;
    #n = dllfunc("ShowBalloonMessage", "", $message);
    //#n = dllfunc("ShowNotifyWnd", "", $message);
参照:
ShowNotifyWnd関数