マクロの実行方法(Ver7.33対応版)
●マクロ用のファイル
 マクロはマクロ用のファイルでできていて、中身は秀丸エディタ・マクロ用の文法で書かれた普通のテキストファイルです。ファイルの拡張子は「.mac」です。
 マクロ用のファイルは、特定のフォルダに置いておく必要があります。その特定の場所は、「設定・秀丸エディタの動作環境...」の「環境」ページの「マクロファイル用のフォルダ」で指定する仕組みになります。

 マクロファイル用のフォルダは、例えばマイドキュメントフォルダの配下にご自身で「HidemaruMacro」のようなフォルダを作ってそこを指定するのが1つのお勧めのやり方になります。

 以前はマクロ用のフォルダは秀丸メールのプログラム用フォルダを指定することを推奨してましたが、Windows Vista以降になってから、プログラム用フォルダにファイルを保存するのがめざましく制限されるようになりました。なのでプログラム用フォルダをマクロ用フォルダとして使うのは、基本的には出来ないです。


●マクロ実行
 マクロ用のフォルダにマクロ用のファイルを用意したら、そのマクロを実行することができます。実行するには、「マクロ・マクロ実行」でファイル名を指定してください。

 マクロの実行は、秀丸メール本体側でも、メールエディタ側でもできます。ただし、そのマクロが秀丸メール本体用なら秀丸メール本体から実行しないとうまく動作しません(その逆もあります)。


●マクロ登録
 頻繁に利用するマクロは、「マクロ・マクロ登録」で登録しておくと便利です。ここで登録したマクロは「マクロ」メニューに表示されるので、ファイル名を毎回選ぶことなく実行できます。また、キー割り当てすることによって、キー操作だけで呼び出すこともできるようになります。

 メールエディタ上で起動したいマクロは、メールエディタ上で「マクロ・マクロ登録」とする必要があります。秀丸メール本体側のマクロ登録とメールエディタ上のマクロ登録とは独立しています。

 メールエディタ上の「マクロ・マクロ登録」で登録したマクロは、秀丸エディタのメニューにもそのまま出てきます。


●マクロの自動起動
 秀丸メールを起動したときに毎回特定のマクロを起動したい場合には、「マクロ・マクロ登録」で、「秀丸メール起動時」などにマクロを登録してください。

 例えば起動と同時に送受信を実行したいなどの操作、も、マクロの自動起動を使って実現できます。