SendLater関数(TKInfo.dll)(Ver7.33対応版)
SendLater関数は、現在のメールを未送信フォルダに保存し、そのままマクロ実行を続行します。「あとで送信」を実行しつつもマクロだけ続行するような感じです。
この関数でメールを「あとで送信」にした場合、マクロ登録の所で登録されている「あとで送信/今すぐ送信時」のマクロは自動実行されません。そこに登録されているマクロを実行したい場合には、別途、
SetCancel/GetCancel/SendMacro関数を使って例のように処理してください。
- 返り値(数値型)
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保存に成功したら0以外、失敗したら0を返します。
- 補足
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SendLater関数で送信するメールのTo:/Cc:ヘッダが空でBcc:ヘッダのみで宛先指定されてる場合、秀丸メールのVersion 6.54β15までは、To:にFrom:のメールアドレスが勝手に入る動作になっていました。Version 6.54β16以降からは、普通の「あとで送信」の時と同様の問い合わせメッセージが出ます。
問い合わせメッセージを出したくない場合は、何らかのメールアドレスか、または「Undisclosed-Recipient:;」をTo:ヘッダに入れてからSendLater関数呼び出しするようにしてください。
例 |
loaddll "tkinfo.dll";
$macro = dllfuncstr("SendMacro");
if( $macro != "" ) {
#n = dllfunc("SetCancel", 0);
execmacro $macro;
#n = dllfunc("GetCancel");
if( #n != 0 ) {
endmacro;
}
}
#n = dllfunc("SendLater");
if( #n != 0 ) {
exit;
}
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