SwitchOrikaeshi関数(TKInfo.dll)(Ver7.33対応版)
この関数は、現在のメールの「自動折り返し」の設定のON/OFF切り替えをします。
「自動折り返し」は、秀丸メールのVersion. 6.76から名称変更になりました。受信系メールでは「折り返して表示」、送信系メールでは「72桁で折り返し」となります。また、送信系メールを新規作成した時の「72桁で折り返し」の初期値をOFFにする設定が追加されてます。
自動折り返しのON/OFF状態を取得するには、
IsOrikaeshi関数を使います。
- 返り値(数値型)
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返り値に意味はありません。
- Version 6.76からの仕様変更についての注意および例外動作
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秀丸メールのVersion 6.76から、送信系メールでの「72桁で折り返し」の初期値をOFFにする設定が用意されました。その関係で、このSwitchOrikaeshi関数を呼び出した場合の動作が反対になってしまう可能性があります。IsOrikaeshi関数で現在の状態を確認してから必要な時だけSwitchOrikaeshi呼び出しするような処理が必要なケースが出てきます。
秀丸メール側の仕様変更での互換性を維持するために、テンプレートで$(SwitchOrikaeshi)を使った場合に限り、「72桁で折り返し」が既にOFFの場合は何もしない動作をします。
SwitchOrikaeshiとは別に、SetOrikaeshi関数も新しく追加しています。Version 6.76からはそちらを使っていただいた方がいいです。
例(自動折り返しOFFにする例) |
if( dllfunc( "IsOrikaeshi" ) ) {
#n = dllfunc( "SwitchOrikaeshi" );
}
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