CustomSmallHeader関数(TKInfo.dll)(Ver7.33対応版)
CustomSmallHeader関数は、簡略表示したいヘッダ名の羅列と「すべてのヘッダ」の内容の2つのパラメータから簡略表示ヘッダ相当の文字列を生成し、それを返します。第1パラメータにて簡略表示したいヘッダ名の羅列を指定し、第2パラメータで「すべてのヘッダ」を指定する形になります。
ちなみにSmallRootHeader、SmallRootHeader2関数の方では、「2」の付かない方が整形あり、「2」の付く方が整形無しとなってます。こちらの関数は整形しないのでSmallRootHeader2相当の関数ということになります。SmallRootHeader相当にしたい場合は
HeaderOrikaeshi関数で整形する必要があります。
- パラメータ1(文字列型)
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簡略表示に表示したいヘッダ名をそのままくっつけて指定します。例えば「From:、Subject:、To、Cc:」の4つのヘッダを対象にしたい場合は、
"From:Subject:To:Cc:"
のように指定してください。途中に余計な空白や改行が混じっていてもかまいません。例えば"From:\r\nSubject:\r\nTo:\r\nCc:\r\n"のように指定してもうまく動作します。コロンは省略出来ません。
パラメータ1に指定するヘッダには、Date:ヘッダを日本語で表示する用の「日時:」は指定出来ます。しかし、送受信日時やサーバー到着日時を表示する用の「受信日時:」や「到着日時:」は指定出来ません。(指定しても無視されます)
- パラメータ2(文字列型)
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変換元のヘッダ文字列を指定します。一般的にはAllCurrentHeader関数の返り値か、AllRootHeader関数の返り値をそのまま指定します。
- 返り値(文字列型)
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ヘッダ部分文字列です。
- テンプレートで使う場合
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テンプレートで使う場合、このCustomSmallHeader関数でSmallRootHeaderを実現しようとすると、例えば
$(DontOrikaeshi,$(HeaderOrikaeshi,$(CustomSmallHeader,"From:Subject:To:Cc:Date:",$(AllRootHeader))))
のような大変長い命令になってしまいます。なので、別途用意してあるCustomRootHeader, CustomRootHeader2, OrikaeshiCustomRootHeader関数を使うのがお勧めです。
例 |
$s = dllfuncstr("CustomSmallHeader", "From:Subject:To:Cc:Date:", dllfuncstr("AllRootHeader"));
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テンプレートで使う例
$(SmallRootHeader)相当...
$(DontOrikaeshi,$(HeaderOrikaeshi,$(CustomSmallHeader,"From:Subject:To:Cc:Date:",$(AllRootHeader))))
$(DontOrikaeshi,$(SmallRootHeader2))相当...
$(DontOrikaeshi$(CustomSmallHeader,"From:Subject:To:Cc:Date:",$(AllRootHeader)))
$(SmallRootHeader2)相当...
$(CustomSmallHeader,"From:Subject:To:Cc:Date:",$(AllRootHeader))
$(OrikaeshiSmallRootHeader)相当...
$(HeaderOrikaeshi,$(CustomSmallHeader,"From:Subject:To:Cc:Date:",$(AllRootHeader)))