PushHistory関数(TKInfo.dll)(Ver7.33対応版)
この関数は、現在選択しているメールを「検索 - 履歴」のメニューの中に最新の履歴として追加されるようにします。
マクロを使って、例えばSetMailIndex関数を使うなどしてメールを選択すると、マクロが終了したタイミングで選択してたメールは履歴に追加されます。しかし、マクロの中で連続してメールを選択するような処理、例えば
#n = dllfunc("SetMailIndex", 0);
#n = dllfunc("SetMailIndex", 1);
endmacro;
のような処理をすると、最初の「0」のメールは履歴に保存されません。PushHistory関数呼び出しをすると、マクロが終了する前の途中で選択したメールも履歴に保存します。例えば
#n = dllfunc("SetMailIndex", 0);
#n = dllfunc("PushHistory");
#n = dllfunc("SetMailIndex", 1);
endmacro;
のようにすると、0番のメールはマクロの中から履歴に追加され、1番のメールについてはマクロが終了してから履歴に追加されます。
ちなみに、PushHistoryと「履歴戻り」コマンドを使うことで、以前選択してたメールに戻ることが出来ます。「履歴戻り」コマンドを実行するには、そのコマンドの内部コードである「40206」をWM_COMMANDのパラメータに付けてsendmessageしてください。例えば
loaddll "tkinfo.dll";
#n = dllfunc("SetMailIndex", 0);
#n = dllfunc("PushHistory");
#n = dllfunc("SetMailIndex", 1);
#n = dllfunc("PushHistory");
#n = sendmessage(hidemaruhandle(0), 0x111, 40206, 0);
endmacro;
のマクロは「0」のメール(メール一覧の一番先頭のメール)を選択した状態でマクロを終了します。
同一のメールについて連続でPushHistoryしても、履歴の中には1つしか追加されません。例えばPushHistory関数呼び出しを連続実行しても1回だけ実行しても結果は同じになります。
- 返り値(数値型)
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返り値には意味はありません。
例 |
#n = dllfunc( "PushHistory" );
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