NewMail関数(TKInfo.dll)(Ver7.33対応版)
この関数は、新規メールコマンドを実行します。マクロは新規メールで作成されたエディタ・ウィンドウ上で続行されます。
普通、新規メールコマンドを実行すると、アカウント毎の設定等で指定されている自動実行マクロがあれば実行されます。しかし、このNewMail関数の場合、自動実行マクロは実行されません。
自動実行マクロも実行したい場合には、別途、NewEditorMacro関数を使ってマクロファイル名を取り出し、execmacro文で実行してください。
NewMail関数を使わなくても、秀丸マクロのnewfile文でも同じことができます。
- 返り値(数値型)
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成功すると1、失敗すると0を返します(普通、失敗することはありえませんが)。
例 |
#n = dllfunc( "NewMail" );
$s = dllfuncstr( "NewEditorMacro" );
if( $s != "" ) execmacro $s;
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- 参考
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NewMail関数を使う他に、秀丸メール起動時のコマンドラインの"newmail"を使って新規メールを起動することもできます。
たとえばrunsync2文を使って、
runsync2 "turukame.exe newmail template=\"テストテンプレート\" sign=1";
のような形でテンプレート指定の新規メールを作成できます。この場合、NewMail関数と違ってマクロの実行は起動元のウィンドウ上で続行されるので、その点だけ注意してください。
V5.72β19時点での仕様変更:
「全般的な設定・上級者向け・メール作成」の「新規メール時は毎回テンプレートを選択する」がONの場合、以前のバージョンではNewMail関数呼び出しで毎回テンプレート選択ウィンドウが出てきてしまっていました。V5.72β19以降からは、テンプレート選択ウィンドウは出なくなりました。