Quote、Quote2、QuoteWidth、QuoteOE関数(TKInfo.dll)(Ver7.33対応版)
Quote関数は、パラメータで渡された文字列を引用記号付きに変換して返します。Quoteの処理は秀丸メール内部の引用の処理と同じなので、「全般的な設定・メール表示・フォント等...」の引用記号や引用行の折り返し桁数に従って処理されます。
Quote2関数は、第2パラメータで指定された文字列を引用記号として引用の処理をします。例えば「|」という記号を使って引用したい場合などに使います。
QuoteWidth関数は、第2パラメータで指定された桁数で折り返して引用の処理をします。
QuoteOE関数は、Outlook Express風の引用をします。2重3重の引用時に、">> あいう"や">>> あいう"のように、途中に空白を入れずに">"のみの引用記号を付けます。
- パラメータ1(文字列型)
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引用元の文字列です(複数行可能)。
- パラメータ2(文字列型、Quote2関数)
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Quote2関数の第2パラメータでは、引用記号の文字列を指定します。"|"や">"などが指定できます。
- パラメータ2(文字列型または数値型、QuoteWidth関数)
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QuoteWidth関数の第2パラメータでは、折り返し桁数を指定します。数値でも"100"のような文字列でも指定出来ます。(テンプレートから使う用に)
- 返り値(文字列型)
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引用された文字列です。
- 備考
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Quote等の関数の内部処理に長さの制限はありませんが、マクロの文字列変数は8キロバイト程度までしか扱うことができないので注意してください。
例 |
$s = dllfuncstr("Quote", $s);
$s = dllfuncstr("Quote2, $s, ">");
$s = dllfuncstr("QuoteWidth, $s, 2000);
$s = dllfuncstr("QuoteWidth, $s, "2000"); //文字列で折り返し桁数を指定してもいい。
$s = dllfuncstr("QuoteOE, $s);
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