TransmitCustom/StartTransmitCustom関数(TKInfo.dll)(Ver7.33対応版)
これらの関数は、アカウントを指定して送受信します。TransmitCustom関数は送受信が終わるまで待機しますが、StartTransmitCustom関数は送受信の開始を指示してすぐに関数から復帰します。
アカウントは複数指定でき、しかも、アカウント毎に「送信のみ/受信のみ/送受信/リモートメールの一覧取得」が指定できます。
- パラメータ1(文字列型)
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アカウント名と送受信種別をコロンで区切って指定し、それのセットが複数ある場合はコンマで区切って指定します。「アカウント名1:送受信種別1,アカウント名2:送受信種別2,...」のような形式となります。
送受信種別には、
"S" | 送信のみ |
"R" | 受信のみ |
"B" | 送受信 |
"L" | リモートメールの一覧取得 |
"Y" | IMAPの同期(秀丸メール上で移動/コピー/削除をサーバー側に反映する)
またはPOP3での「削除したメールをサーバー上からも削除」の処理
(V7.25から) |
が指定できます。
コロンやコンマの前後には空白やタブなどを入れないでください。
- 返り値(数値型)
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TransmitCustomについては、送受信が開始された場合(途中でキャンセルされた場合も含む)に1を返し、そうでない場合は0を返します。
StartTransmitCustomについては、返り値に意味はありません。
アカウント名と送受信種別の文字列にエラーがあっても、エラー部分が無視されるだけで、エラーの無かった部分についての送受信処理が普通に行われます。
例 |
#n = dllfunc("TransmitCustom", "アカウント1:R,アカウント2:S");
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