SetDuplicationCheckOption関数(TKInfo.dll)(Ver7.22対応版)
 SetDuplicationCheckOption関数は、重複メールのチェックコマンド実行時のオプションを指定します。通常は、この関数でオプションを指定してからCheckDuplication関数を呼び出して重複メールチェックを実行します。
 この関数は秀丸メール本体ウィンドウ上でのみ実行できます。
パラメータ1(文字列型)
 ONにしたいオプションを'+'でつないで複数指定します。オプションは以下の通りです。
checkdate 判定基準 - Date:ヘッダが一致
checksubject 判定基準 - メールの件名が一致(V7.16β9から)
checkbody 判定基準 - 本文の内容がほぼ一致
checkmailtype 判定基準 - 送信系/受信系の種類が一致
ignoremessageid 判定基準 - 「Message-Idが一致」をOFFにする。
prioritymarks 優先順位 - メモ付き等のメールを残す
priorityunread 優先順位 - 未読のメールを残す
prioritynotunread 優先順位 - 既読のメールを残す
prioritydecrypt 優先順位 - 暗号化された方を削除して復号された方を残す
priorityattach 優先順位 - 添付ファイル付きの方を残す
prioritysent 優先順位 - 送信済みメールを残す
priorityrecv 優先順位 - 受信系メールを残す
prioritybig 優先順位 - サイズの大きい方を残す
prioritysmall 優先順位 - サイズの小さい方を残す
prioritymainfolder 優先順位 - 現在選択しているフォルダ側のを残す
prioritynotmainfolder 優先順位 - 現在選択していなフォルダ側のを残す
priorityheader 優先順位 - 特定ヘッダを含む方を残す(V7.10から)
prioritynew 優先順位 - 送受信日時の新しい方を残す(V7.10から)
deletereal 「重複メールの削除方法 = 削除」とする。(指定しなければゴミ箱フォルダへの移動。V7.10から)
例えば「checkbody+prioritymarks+priorityunread+prioritybig」のように指定します。 パラメータ1に数値の0を指定するか、またはパラメータ1自体を省略すると、デフォルトの設定に戻します。


パラメータ2(文字列型)
 パラメータ1の中に「priorityheader」を指定する場合に、対象のヘッダを指定します。例えば"Bcc:"や"Received:"のような文字列を指定します。
 priorityheaderを指定しない場合はパラメータ2は省略してもかまいません。


返り値(数値型)
 返り値には特に意味はありません。


#n = dllfunc( "SetDuplicationCheckOption", "checkdate+prioritymarks+priorityattach+prioritysent+prioritybig" );
#n = dllfunc("CheckDuplication", "batch");
備考
 ここのオプションは、レジストリのDupCheckFlagsというDWORD値に保存されてます。SetDuplicationCheckOptionでオプションをいじった後にオプション状態を元に戻したい場合は、SaveConfig関数を呼び出してからレジストリの値を呼んで、一連の処理が終わってからもう一度レジストリに以前の値を書き込んで、最後にEnvChanged関数を呼び出すようにすればいいです。