通常の名前の変更は、ファイル一覧のファイル名のあるところに入力ボックスが出てきて、そこで変更できます。
標準で拡張子が選択されていない状態になっています。(オプションの「名前変更で拡張子を除外する」で、初期状態は変更できます)
オプションに関わらず、変更中にF2キーを押すと、名前だけ、拡張子だけ、すべて、の選択状態を切り替えできます。
Tabキー/Shift+Tabキーで名前の変更状態のまま選択ファイルを変えることができます。(オプションの「名前変更中に上下キーで項目移動」をONにすると、上下キーでもできます)
For normal renaming, an input box appears where the file name in the file list, and can be changed there.
The extension is not selected by default. ( option , "Exclude extension" can change the initial status)
Regardless of the option, pressing the F2 key while changing allows you to switch the selected state of only the name, only the extension, and all.
You can change the selected file without changing the name with Tab key / Shift + Tab key. (You can also use the up and down keys if "Change target item by up/down key" is turned on in option )
名前の変更(複数)Rename (multi)
名前の変更(一括)Rename (multi)
複数選択しているとき、「名前の変更」コマンドは自動的に「名前の変更(一括)」になり、一括で名前を変更できるようになります。
1つの選択でも、「名前の変更(一括)」コマンドを直接実行することで、ダイアログを出す名前の変更として使えます。(例えばF2キーに「名前の変更(一括)」コマンドを割り当てる)
既に存在する名前がある場合は自動的に連番が振られます。
名前の変更後、「元に戻す」を実行する場合は、「元に戻す - 名前の変更」ではなく、「元に戻す - 移動」として扱われます。
現在の場所から現在の場所へ、別の名前で移動として処理しているためそのように表示されます。
When multiple items selected, the "Rename" command will automatically become "Rename (multi)", enabling you to rename all at once.
Even with one selection, you can use it as a renaming that brings up the dialog by directly executing the "Rename (multi)" command. (For example, assign "Rename (multi)" command to F2 key)
If there is a name that already exists, it will be automatically numbered.
If you execute "Undo" after renaming, it will be treated as "Undo - Move" instead of "Undo - Rename".
ワイルドカードWildcard
新しいファイル名の中の「*」は、元のファイル名に置き換えられます。
例えば「ファイル1.txt」「ファイル2.txt」というファイル名があって、新しいファイル名の入力欄に「new_*」と入れると、「new_ファイル1.txt」「new_ファイル2.txt」というファイル名になります。
The "*" in the new file name is replaced with the original file name.
For example, if there are file names "file1.txt" and "file2.txt", and "new_*" is put in the new file name input field, the file name will be "new_file1.txt" and "new_file2.txt" .
秀丸ファイラーClassicによって、詳細表示の内容を独自に変化させているものは反映されません。
例えばサイズ列の内容は秀丸ファイラーClassic独自の設定がありますが、「<サイズ>」には適用されないです。
If you write a property name between "<" and ">" like "<property>" in the new file name, that part will be replaced with the file property.
名前の変更(連番/日時)Rename (number)
連番や日時を付けて名前の変更をします。
jpegファイルなどの場合、「写真の撮影日時」をONにすることでExif情報から撮影日時を使うこともできます。
プレビューのファイルに選択してCtrl+上矢印/下矢印で順番を変更できます。
Change the name with a serial number or date and time.
In the case of jpeg files, you can also use the shooting date from Exif information by setting "Use Exif" to ON.
連番の書式Number format
「連番の書式」の「n」と書かれた部分は連番の数値になります。
「nnnn」といったように数文字書くと、「0001」といった感じで桁数を揃えます。
The part written as "n" in the "Number format" will be replaced serial number.
If you write a few letters such as "nnnn", the number of digits will be aligned like "0001".
日時の書式Date and time format
YYYY
年(西暦)を4桁で返す
YY
年(西暦)を2桁で返す(例:2001年なら01)
平成Y
年を和暦で返す
M
月
D
日
W
何曜日か(月、火、…)
EM
月を英語3文字で(Jan、Feb、Mar、…)
EW
何曜日かを英語3文字で(Sun、Mon、Tue、…)
h
時
m
分
s
秒
i
午前か午後かを、「AM」または「PM」のような形式で
j
午前か午後かを、「午前」または「午後」のような形式で
k
時を12時間単位で(例えば午後2時なら14ではなく、2を返す)
M、D、h、m、s、kについて
例えば「MM」と指定すると、例えば1月の場合に「01」を返すようになります。「 M」のように半角空白と組み合わせて指定すると、値が2桁になった時にその空白部分に数字を埋めるようになります。
例えば、「YY/ M/ D」と指定すると、2000年1月1日の場合に「00/ 1/ 1」と返り、12月31日の場合には「00/12/31」となります。
「平成Y」について、文字列の途中に"平成"という文字列があると、それを見つけた所以降から、「Y」または「YY」は和暦の値を返す動作になります。なので、例えば「YYYY平成YY」と書くと、最初の4桁のYYYY部分は西暦になって、後のYYは和暦になります。
現在の日付がもしかして平成じゃなくて昭和になってる場合は、"平成"と書いた部分が自動的に"昭和"になって返ってきます。
Specify the date and time expression format.
ワイルドカードWildcard
「新しいファイル名」に「*」を記述すると、元のファイル名に置き換えることができます。
The "*" in the new file name is replaced with the original file name.
プロパティ名の記述Property name
「新しいファイル名」に「<プロパティ>」というようにプロパティ名を書くと「名前の変更(一括)」と同様にプロパティに置き換えることができます。
If you write a property name between "<" and ">" like "<property>" in the new file name, that part will be replaced with the file property.
名前の変更(大文字小文字の統一)Rename (case)
大文字・小文字を変換します。
Convert upper and lower case letters.
名前の変更(置換)Rename (replace)
ファイル名に含まれる文字を置換します。
「大文字/小文字の区別」をONにすると大文字/小文字が区別されます。
「正規表現」をONにすると、HmJre.dll相当の正規表現が使えます。置換文字列ではタグが使えます。
(参照:正規表現)
「拡張子も対象にする」をONにすると拡張子部分も置換の対象になります。
「最初に見つかったもののみ」をONにすると、各ファイルについて1回の置換だけをします。
Replace the strings contained in the file name.
When "case sensitive" is turned on, it is case sensitive.
If "regular expression" is turned on, regular expressions can be used. You can use tags in replace strings. Tags are written with a backslash and a number. (Example: \1 \2)
プロパティ名の記述Property name
置換文字列に「<プロパティ>」というようにプロパティ名を書くと「名前の変更(一括)」と同様にプロパティに置き換えることができます。
If you write a property name between "<" and ">" like "<property>" in the replace file name, that part will be replaced with the file property.
名前の変更ダイアログで共通の操作Common operations in the rename dialog
「モード>>」ボタンの「連番/日時の初期状態は元の名前」をONにしておくと、「名前の変更(連番/日時)」のファイル名入力欄の初期状態は「*」になります。
You can switch the mode directly from the "mode >>" button at the bottom right of the dialog.