最も基本的な使い方として、よく使うフォルダを登録しておくことができます。
例:
C:\Folder
ごみ箱を登録しておくとファイルをリンクバー上のごみ箱にドロップして削除できるので便利です。
例:
Most basic usage.
ごみ箱
Specify a folder path.
Example:
C:\Folder
よく使うファイルを登録しておいて、ファイルを一発で開くことができます。
例:
Specify a file path.
C:\Folder\File.txt
Example:
C:\Folder\File.txt
実行ファイルの場合、ランチャとしての使い方ができます。(ショートカットでもOK)
リンクバーに表示させたブックマーク項目にファイルをドロップしてファイルを受渡して起動できます。
例:
C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe
%1 などを書くことでドラッグ&ドロップせずに、ファイル一覧で選択されているファイルをそのまなパラメータに渡すことができます。
%1:選択ファイル(複数可)をフルパスで、ダブルクォーテーションでくくる。
%f:選択ファイル1つだけをフルパスで、ダブルクォーテーションでくくらない。
%b:選択ファイル名のみ(先頭の\を含む)
%B:選択ファイル名のみ(先頭の\を含まない)(V1.34β2以降)
%p:選択ファイルのファイル名を除くディレクトリ部分(V1.76以降)
%d:フォルダ
%V:フォルダ
%%:%そのもの
例:
例:
"C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exe" %1
C:\Windows\System32\cmd.exe /s /k pushd "%V"
%1などを書いておくと、例えばジェスチャで「ブックマーク項目1」などからファイル選択してから中ボタンでランチャに渡す起動とかできます。
ブックマーク項目1がグループであればメニューにもなります。 Specify an executable file.
Example:
C:\Windows\Notepad.exe
ランチャの場合も同様ですが、リンクバーに表示されているボタンにファイルをドロップできます。
よく使うフォルダへドロップすると、そこにファイルをコピー/移動できます。
よく使うアプリケーションへドロップすると、ドロップしたファイルを開きます。
You can drop files and folders on the link bar button.
秀丸ファイラーClassic独自のオブジェクトが使えます。
例:
例:
js:message("テスト");
例:
vbs:message "テスト"
script:C:\Folder\Script.vbs
ブックマークのプロパティのパスの記述の右側の「>>」ボタンより、「スクリプトの参照(5)...」を選んでスクリプトファイルを指定して、簡単にスクリプトファイルを指定した記述にできます。
参照:スクリプト
You can write a script.
Example:
Example:
js:message("test");
Example:
vbs:message "test"
script:C:\Folder\Script.vbs
Script
コマンド名を指定したスクリプトの記述で、ツールバーの「標準のボタン」には無いコマンドを登録できます。
[表示]→[ツールバー]→[リンク]や、[表示]→[ツールバー]→[ツール項目]を表示させておくことで、ツールバーのボタンのようにして使うことができます。
例:
コマンド指定のスクリプトは自分で書かなくても、ブックマークのプロパティのパスの記述の右側の「>>」ボタンより、「コマンド(6)...」を選んでコマンドを指定してスクリプトを自動生成できます。
js:command("右のタブを全て閉じる");
参照:コマンド一覧
You can write a command name by script.
Example:
js:command("New Window");
Command name list
コンテキストメニューの項目名を指定したスクリプトの記述で、コンテキストメニューを出さなくても、選択したファイルに対してのコンテキストメニュー項目を直接実行できます。
ブックマークのプロパティのパスの記述の右側の「>>」ボタンより、「コマンド(コンテキストメニュー)(7)...」を選んでメニュー項目名を指定して、簡単にスクリプトを自動生成できます。
例:ZIPファイル選択時のWindows標準の解凍をボタン化する場合
圧縮や展開の方法
js:ContextMenu("すべて展開(&T)...");
You can write a context menu item name.
Example: execute named "Extract" menu item of zip file.
js:ContextMenu("Extract");
送る先を指定したスクリプトの記述で、コンテキストメニューから「送る」を選ばなくても、選択したファイルを送る操作を直接できます。
ブックマークのプロパティのパスの記述の右側の「>>」ボタンより、「コマンド(送る)(8)...」を選んで送る先を指定して、スクリプトを自動生成できます。
例:Windows標準の「送る」のZIP圧縮をボタン化する場合
You can write a "Sent to" item.
js:sendTo("Compressed (zipped) Folder.ZFSendToTarget");
Example:
js:sendTo("Compressed (zipped) Folder.ZFSendToTarget");
ブックマークの整理でグループを作っておくとサブメニューのように使えますが、このグループを応用して、グループ内に入っているものをまとめて開くことができます。
リンクバー上のグループを右クリック、またはサイドバーのブックマーク枠のグループを右クリックして、
を選ぶと、グループ内に入っているフォルダの項目をまとめて複数のタブにして開くことができます。
- 「グループ内をまとめて開く(すべて閉じてから)」
- 「グループ内をまとめて開く(新規タブ)」
- 「グループ内をまとめて開く(新規ウィンドウ)」
グループのプロパティで「グループ化の方法」を設定しておくと、直接まとめて開くこともできます。
(この設定は、ブックマークメニューとリンクバーに適用され、ブックマーク枠には適用されません。)
「グループ化の方法」は以下の方法があります。
「1アクション」はサブメニューを展開せず、選ぶだけでまとめて開きます。
- 標準(サブメニュー)
- 1アクション(すべて閉じてから)
- 1アクション(新規タブ)
- 1アクション(新規ウィンドウ)
- サブメニュー追加(すべて閉じてから)
- サブメニュー追加(新規タブ)
- サブメニュー追加(新規ウィンドウ)
「サブメニュー追加」はサブメニュー内に「まとめて開く」の項目を追加します。
分割
グループの中に子グループがあり、ファイル/ファイル項目が無い場合、分割したものとして解釈されます。
以下の例は、分割するものとして解釈されます。
ただし、親グループの直下は子グループだけになっている必要があります。親グループの直下にフォルダ項目がある場合は分割は解釈されません。
親グループ
├子グループ(=分割1)
│├フォルダ1
│└フォルダ2
└子グループ(=分割2)
├フォルダ3
└フォルダ4
例えば、以下の例は、分割しないものとして解釈されます。
親グループ
├フォルダ1
├フォルダ2
└子グループ(=動作せず)
├フォルダ3
└フォルダ4
注意
まとめて開く場合は、フォルダ項目だけが開かれます。ファイル/スクリプト/プログラムは無視されます。
まとめて開いて分割させることはできません。
You can create group by "Edit bookmark..." dialog box.
ブックマークの表示名に「&」を書いて、その直後に英数字を書くと、英数字がアクセスキーになります。
アクセスキーは、メニューでのみ有効です。
例:
表示名「マイフォルダ(&M)」
メニュー上ので表示「マイフォルダ(M)」
If write a "&" in display name, next character become access key of menu.
Example:
Setting of display name : "My folder(&X)"
Displayed in menu : "My folder (X)"
"X" key works access key.
ブックマークのプロパティとしてキー割り当てができます。
キー割り当ては[ツール]→[キー割り当て...]よる割り当てのほうが優先されます。
[ツール]→[キー割り当て...]が無い場合、ブックマークのプロパティの割り当てが適用されます。
There are two ways to assign keys.
One is the key assignment dialog.
One is the bookmark property.