秀丸ファイラー専用カラムHmFilerClassic Original Property（Ver1.88対応版）

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目次Index

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「フォルダのカスタマイズ」で、「利用できる全てのプロパティ」の一番上に「秀丸ファイラー専用」という分類があります。
In "Customize folder" dialog, there is "HmFilerClassic Original" property at top of "All properties" list.

ファイルのあるフォルダFolder of file

ファイルのあるフォルダのパスをフルパスで表示します。
検索結果のときにこのカラムが自動的に設定されています。
Displays the full path of the folder containing the file.
Search results are automatically set in this column.

CPU

ファイルの内容がEXEやDLLと思わしきとき、実行ファイルが対応するCPUの種類を表します。
拡張子はEXEとDLLに限らず、全ての拡張子をチェックします。
ネットワークなどでは取得しません。
以下のように表示されます。
64bit用のプログラム：AMD64　AMD64(.NET)　IA64　IA64(.NET)　ARM64
32bit用のプログラム：I386　I386(.NET)　ARM
16bit用のプログラム：16bit　16bit DOS　16bit COM
CPU依存なし：AnyCPU　AnyCPU(.NET)
不明な場合：-
取得しない場所：(network)　(removable)　(cdrom)
When the file content is EXE or DLL, it indicates the type of CPU.
Check all extensions.
It does not acquire in the network.

拡張子Extension

ファイルの拡張子を表示します。
拡張子をアルファベット順にソートするのに役立ちます。
「フォルダのカスタマイズ」ダイアログの「利用出来るすべてのプロパティを表示」を表示させ、「拡張子」を選んだ状態で「項目別の設定...」を押して設定ができます。
「ドットを表示」や「大文字/小文字」の設定があります。
Display the file extension.

コンピュータの説明PC description

ネットワークにある「\\サーバー名」の場所を示す項目のコンピュータのコメントを表示します。
Windowsのサーバーではコントロールパネルの「システムのプロパティ」の「コンピュータの説明」で設定されるものが表示されます。
Display the comment of "\\server" in the network.

番号Num

ファイル一覧を詳細表示にしたときの、上から数えた番号を表示します。
このカラムをソートしても効果はありません。
Displays the number counted from the top when the file list is details view.

推定エンコーディングEstimate encoding

ファイルの内容をテキストファイルとして解析して、ASCII/UTF16/UTF16(BOM)/UTF8/UTF8(BOM)/Shift-JISを判断します。
ファイルサイズが1MB以上では取得しません。
ネットワークなどでは取得しません。
Estimate encoding if file size <= 1MB.

代替データストリーム1〜8Substream 1-8

NTFSの代替データストリーム(Alternate Data Stream/ADS/副ストリーム/サブストリーム)の内容を表示します。
詳細表示のカラム名に表示する名前と、代替データストリーム名を設定できます。

代替データストリームは、一般的に情報が失われる可能性や、情報を隠してしまえるので、セキュリティ上の観点から使うことはあまりよくないとされています。
まずはその観点から、このカラムを使って列挙することで、隠された情報が無いか調べるために使うことができます。

代替データストリーム名を"*"にすると、ファイルに含まれる代替データストリーム名を列挙します。（列挙は遅いです）

代替データストリームは自由な名前を付けることができます。
代替データストリーム名を":"（半角コロン）から始まる任意の名前を指定すると、その内容の一部をテキストとして表示します。
例えば、代替データストリーム名を「:Comment」にすると、ファイルのコメントのように使うことができます。
Commentという文字列は、秀丸ファイラーClassicのこの専用カラムの設定の初期値として入れてあるだけのものです。
どこかで共通の仕様として取り決められたものではないので、別の名前にしてもいいです。

代替データストリームの編集は、テキストエディタで行う方法があります。
「:Comment」を編集する場合、以下のスクリプトをボタン化して、秀丸エディタで簡単に代替データストリームを開いて編集することができます。
32bit版秀丸エディタ向け

js:i=getNextItem(-1,2);if(i>=0)createObject("WScript.Shell").run("\"C:\\Program Files (x86)\\Hidemaru\\Hidemaru.exe\" /@private "+getItemPath(i)+":Comment");

64bit版秀丸エディタ向け

js:i=getNextItem(-1,2);if(i>=0)createObject("WScript.Shell").run("\"C:\\Program Files\\Hidemaru\\Hidemaru.exe\" /@private "+getItemPath(i)+":Comment");

これをブックマークのパスの部分に書くと実行できます。
このスクリプトは、秀丸エディタV9.19以降がProgram Filesにインストールされている前提で、スクリプトファイルを作らず、ブックマークのパスの部分で１行で済ます例です。

代替データストリーム名を":"（コロンの1文字）にすると、ファイルそのものになり、テキストファイルの１行プレビューのようになります。
一般的に使われる代替データストリームは、ブラウザがダウロードしたファイルがあります。代替データストリーム名を「:Zone.Identifier」にすると、その様子がわかります。

代替データストリームは、ファイルシステムによって使えるかどうかが変わります。
主にOSの入った内臓ハードディスクはNTFSに対応しています。外付けハードディスクやUSBメモリは対応していない場合があります。
外付けやUSBメモリにファイルをコピーすると、代替データストリームの内容は失われることがあります。
内臓ハードディスクであっても、コピーの仕方によっては失われることがあります。
ネットワークなどでは取得しません。

Show NTFS substream contens.