簡単設定ダイアログボックス(Ver7.30対応版)
迷惑ワードの自動アップデート
 ここをONにしておくと、おおよそ2日に1回程度の頻度で定期的にサイトー企画のサーバーに接続し、最新の迷惑ワードを取得して自動で追加登録します。インターネットに常時接続しているパソコンであれば、ここのオプションはONにすることをお勧めします。

 自動アップデートについてもっと詳細に指定したい、または動作状況を確認したい場合は、「詳細設定に切り替え」としてから「その他の設定...」ボタンを押して、そこにある「迷惑ワードを自動アップデートする」の下辺りを参照してください。

 迷惑ワードのオンラインアップデートについて


発信国フィルター
 ここのオプションをONにすると、アフリカや東ヨーロッパ諸国、中近東、中央アジアなど、普通の日本人がメールをやりとりすることの無いはずの国からの外国語のメールを迷惑メール扱いします。日本に住んでて普段日本語のメールしかやりとりしないユーザーさんであれば、ONにするのがお勧めです。

 仕事の都合で外国語のメールをやりとりする可能性がある場合、またはご自身がそういう外国に住んでいる場合は、OFFでないと誤判定の恐れがあります。

 発信国フィルターダイアログボックス


URLチェッカー
 URLチェッカーという仕組みで迷惑メールかどうかの判定をするかどうかを指定します。ここのオプションをONにすると、迷惑メールかどうかの判定に、いわゆる「ネット検索」が内部的に実行され、それの結果を使って判定を行います。

 ここをONにしておくと、迷惑メールを受信してURLチェッカーが動作する度に、URLチェッカーの状態表示ウィンドウが画面に表示されます。

 ここのオプションをONにすると、判定精度は確実に高くなりますが、インターネットへのアクセスが頻繁に発生する欠点があります。

 URLチェッカーの動作についてもっと詳細に指定したい場合は、「詳細設定に切り替え」としてから「URLチェッカー...」ボタンを押してください。

 URLチェッカーダイアログボックス


英語以外の外国語メールを迷惑メールとする
 英語および西ヨーロッパ言語(フランス語、ドイツ語など)を除く外国語メールを迷惑メール扱いするかどうか指定します。具体的には中国語や韓国語やロシア語のメールを迷惑メール扱いするかどうかの指定となります。
 詳細設定に切り替えて「外国語メールフィルター」のページを選択すると、そこでは各言語毎に迷惑メール扱いするかどうかの細かい指定ができます。

 ここのチェックマークのON/OFF状態が中途半端な状態で見える時は、「外国語メールフィルター」ダイアログボックスにて各言語毎にON/OFF状態が細かく指定されてることを意味します。

 外国語メールフィルターダイアログボックス


信頼ワード...
 ここのボタンから信頼ワードの追加や編集ができます。

 信頼ワードは、例えばご自身の名前が「斉藤秀夫」なら、"斉藤"、"秀夫"といった文字列を登録するのがお勧めです。または会社で使う場合は、例えば会社名が「サイトー企画」なら"サイトー"のような文字列を登録しておけば、そういう文字列を含むメールが間違って迷惑メールと誤判定される恐れが無くなって、安全になります。
 最低でも1つは登録することをお勧めします。

 信頼できる差出人の一覧ダイアログボックス


詳細設定に切り替え
 迷惑メールフィルターの設定ダイアログボックスを「詳細設定」に切り替えます。

 簡単設定の中にあるオプションを全部ONにしてもなお迷惑メールが多数目に付いて困る場合は、詳細設定に切り替えて、例えば発信国フィルターの適用範囲を広くしたり、URLチェッカーでのチェック対象メールを広くしたり、「外国語メールフィルター」の所のオプションをいじるなどがお勧めです。

 詳細設定ダイアログボックス


中国語や韓国語などの外国語メールについての注意
 秀丸メールの迷惑メールフィルターは、標準で、日本語と英語以外の外国語メールはすべて迷惑メール扱いする設定になっています。もしもご自身が中国語や韓国語のメールなどをやりとりする必要がある場合は、詳細設定から「外国語メールフィルター」を押して、外国語メールを迷惑扱いしないように設定変更してください。