設定ダイアログボックス(Ver3.17対応版)
表示可能にする場所
 HTMLメールViewerによる自動インライン表示を有効にする場所を指定します。「本体+エディタウィンドウ」とすると、秀丸メール本体でもエディタ・ウィンドウ上でもHTMLメールViewerでの自動インライン表示が有効となります。「本体のみ」または、「エディタ・ウィンドウ上のみ」とすると、その場面だけ有効となります。ただし、その場合でも、メニューの「表示・HTMLメールのインライン表示」を実行すれば、どの場面でもHTMLメールViewerで表示されます。


特定条件のメールを自動でインライン表示する
 インライン表示する対象の指定とは別に、特定条件のメールに限って(メールの送り主が誰であろうと)インライン表示してしまうかどうかを指定します。
 インライン表示する対象指定をするのが面倒な場合で、ある程度安全な物は無条件に表示してしまいたい場合にはここをONにすると便利です。

 ここのオプションをONにしても、迷惑メールフィルターが"spam"と判定したメールは自動表示の対象外となります。

自動でインライン表示する対象メールの指定(AND条件)
迷惑メールフィルターが"safe"と判定している
 迷惑メールフィルターが"safe"と判定してるかどうかを条件とします。"spam"や"unclear"と判定されたメールは対象外となります。


イメージを含む
 HTMLメール中にイメージを含んでいることを条件とします。
 イメージを含んでいないHTMLメールは、別に秀丸メール標準の形式(テキストに変換した形式)で見てもそんなに見にくいことは無いので、そういう場合はここをONにするといいです。


フレームタグを含まない
 フレームタグ(frameタグやiframeタグ)を含まないことを条件とします。
 フレームタグを使うと他の任意のHTMLファイルを連動して開いてしまうので、HTMLメールの中身をまったくチェックせずに開いてしまうのとほとんど同じになってしまいます。そういうHTMLメールは開かないことを強くお勧めします。


ActiveX等のプログラムを含まない
 ActiveX等のプログラムを含まないことを条件とします。
 例えばFlash Playerを使って派手な表示をするようなメールや、開いたとたんに音楽を鳴らすようなメールは開かないようになります。
 Flash Player等のプログラムは脆弱性が見つかることがこれまで多くあり、しかもその脆弱性を利用するとなんでも出来てしまうことが多いので、そういうプログラムを利用するメールは開かないことを強くお勧めします。

補足:
 秀丸メールのVersion 6.50から、HTMLメールの中に含まれるActiveXやJavaScript等のプログラム類はすべて除去されるようになりました。なので、ここのオプションのON/OFFはほとんど関係無くなりました。秀丸メールのバージョンが古い場合もありえるので、一応残ってます。


インライン表示する対象の個別指定
 メールのFrom:ヘッダ中のメールアドレスが特定の物に限って自動でインライン表示する指定をします。

 インライン表示対象リスト・ダイアログボックス


インライン表示しない対象
 「特定条件のメールを自動でインライン表示する」をONにしていると、その条件に合ったメールはすべて自動でインライン表示されてしまいます。しかし、特定の人からのメールに限っては、自動でインライン表示させたくない場合があります。
 「インライン表示しない対象」にそのメールアドレスを登録しておけば、その人からのメールに限っては自動でインライン表示されなくなります。
 ここの設定は他の設定よりも一番優先順位が高いので、例えば「インライン表示しない対象」と「インライン表示する対象」の両方に同じメールアドレスを登録すると、そのメールアドレスからのメールは自動インライン表示されません。
 インライン表示しない対象リスト・ダイアログボックス


保護モードで実行
 ここのオプションをONにすると、HTMLメールViewer自体をInternet Explorerの保護モード相当で動作させます。保護モードだと、パソコンのハードディスクやレジストリに対しての書き込みアクセスがOSレベルで制限されるので、もし万が一、Internet Explorerの脆弱性などを利用して悪質なプログラムが実行されたとしても、ウイルス感染するのを防ぐことが出来ます。
 保護モードだと、HTMLメールを表示する度に毎回別プロセスが起動されるので、動作速度は多少遅くなります。また、アクセス権限が制限されてるために、印刷など一部の操作は実行できない物があります。実行できない操作をしようとすると、通常モードで再起動する用の問い合わせメッセージが出ます。

 保護モードは、Windows Vista以上のパソコンでのみ利用可能です。また、秀丸メールのバージョンが6.50以上でないとダメです。

 HTMLメールViewerがたしかに保護モードで動作してるかどうかは、Microsoftの「Process Explorer」を使って確認が出来ます。秀丸メールでHTMLメールをインライン表示してる最中に、Process Explorerを使ってTuruKame.exeがたしかに2つ起動してて、片方のIntegrity Levelが「Low」になっていればOKです。


速度優先/安全優先
 保護モードでの動作を速度優先にするか安全優先にするか指定します。速度優先にした場合、一度起動したHTMLメールViewer用のプロセスを、次回別のHTMLメールを表示する時にも再利用します。結果、2回目以降の表示が高速になります。安全優先にすると、HTMLメールの表示の度に毎回プロセス生成しなおします。
 普通は「速度優先」でいいと思いますが、セキュリティを優先するなら安全優先にした方がいいと思います。
 特定のアンチウィルスソフトをご利用の場合、プロセスの起動が極端に遅くなるようで、そういう場合は速度優先にしないと非常に遅くて困ると思います。


画像添付ファイルをインライン表示する
 ここのオプションをONにすると、画像添付ファイルの付いた普通のメール(HTMLじゃないメール)について、画像添付ファイルをメール本文の最後にくっつけたような形での、いわゆる画像のインライン表示をします。
 画像添付ファイルを、メールを選択した瞬間に見たいというケースでは、ここのオプションをONにすると便利です。
 すべての画像付きメールをONにすると、とにかく画像添付ファイル付きのメールをすべてインライン表示します。
 インライン表示する対象メールのみをONにすると、HTMLメールViewerとしてインライン表示する対象のメールに指定されてる物に限り、画像添付ファイルをインライン表示します。
 Internet Explorerに、もしも画像を表示しただけでウイルス感染してしまうような極度の脆弱性があると、この機能は危険な機能ということになります。しかし、そういう類の脆弱性は、今現在(2010年3月)はまず発生しないと思います。ですが、これが心配な人は、この機能は使わない方がいいと思います。

V2.04追加:画像添付ファイル付きのHTMLメールの場合にも、画像をインライン表示出来るようになりました。ただし秀丸メールのバージョンがV5.39以上でないとダメです。


画像がウィンドウ幅を超える場合は縮小して表示する
 ここのオプションをONにすると、画像添付ファイルをインライン表示する時に、その画像データがウィンドウの幅をはみ出してしまうようなサイズであれば、自動的にウィンドウサイズ程度に縮小して表示します。


 ちなみにですが、HTMLメールの表示内容は、Ctrlキーを押さえながらマウスホイールを回すことで拡大/縮小出来ます。秀丸メールのV5.75β3から出来るようになりました。

 注意:Windows2000以下の場合はこのオプションは使えません。あと、秀丸メールはV5.75以上である必要があります。



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