互換性(Ver1.61対応版)
Internet Explorer相当ウィンドウ部品の互換性の指定
 HTMLメール編集アドインは、WebBrowserコントロールという、Internet Explorer相当のウィンドウ部品を使って実現しています。このウィンドウ部品は、Internet Explorerのどのバージョン相当で動作するのか指定が可能です。
 Internet Explorerの最新版は11なので、11相当で動作させるのが互換性の意味では一番いいです。しかし、Windows10の場合だと、11相当で動作させた場合に、HTMLメール編集アドインの中でかな漢字変換(IME)の動きがいまいちおかしいバグが発生します。(2016年7月12日現在での話なので、将来は直ってるかもしれません)

 このバグを回避させるためには、Internet Explorer 10相当で動作させるのが適当です。

 ここのダイアログボックスのボタンを使って、この互換性のモードが切り替え出来ます。

注意:
 ここの設定は、HTMLメールViewerの方にも影響します。
 Windows Vista以下の場合はここの設定は使えません。(そもそもInternet Explorer 10以上はインストールできないので)


改行の変換方式
 普通のテキスト形式(プレーンテキスト形式)をHTML形式に変換する時の、空行をどのようなHTML文字列に変換するか指定します。空行は、Internet Explorerの9または10の場合は「<div>&nbsp;</div>」のような文字列に変換するしか無いですが、Internet Explorer 11の場合は「<div><br></div>」のような形に変換できます。

 自動を指定した場合はInternet Explorerの互換性の指定に従って適当な方式が選択されます。普通は自動のままでいいです。


テンプレートの$cがうまくいかない対策
 テンプレートで$cを指定した場合、その位置にカーソルが移動するはずが、うまく移動しないことがあります。場合によって、なぜか"6"の数字が入力されるような動作になってしまうことがあります。
 ここのオプションをONにすると、$cによるカーソル移動の問題が解決するかもしれません。