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マクロの概要(入門用) マクロとは?(Ver8.95対応版)
マクロとは?
繰り返し操作する手順や、毎回同じ手順を操作をする時に、使用者がそのつどツールバーなどから操作するのではなく、あらかじめ決めた手順をコンピュータに組み込んでおき、自動実行させるものです。

また、高度な利用方法として、ツールバーには備わっていない機能を実現することもできます。秀丸エディタでは、一般的に必要とされる機能や、レジストリファイルの操作、他のアプリケーションと連動できる高機能な操作も実現できるマクロが作成できます。

一般的にマクロとは、使用アプリケーションの機能を利用して、そのアプリケーション独自の仕様で作成する手順を記載(スクリプトともいいます)し、コンピュータを自動実行させるプログラミングのことです。

では、いきなりですが、手始めに簡単なマクロを作成してみましょう。
  1. 秀丸エディタのメニューバーの「ファイル」→「新規作成」で新規テキストを表示させます。
  2. メニューバーの「マクロ」→「キー操作の記録開始/終了」をクリックします。
    秀丸エディタのタイトルバーに「記録中!」と表示されているのを確認してください。
  3. それではキー操作を記録させます。エンターキーを5回押してください。
  4. 再度メニューバーの「マクロ」→「キー操作の記録開始/終了」をクリックします。秀丸エディタのタイトルバーの「記録中!」が「無題」「更新」に変わりました。
  5. メニューバーの「マクロ」→「キー操作の再生」をクリックします。一瞬で空の行が5行増えませんでしたか?これは秀丸エディタがさきほどの「エンターキーを5回押した」ことをマクロとして記憶しているためです。
  6. メニューバーの「マクロ」→「キー操作の保存」をクリックしてください。
    「記録の保存」のダイアログボックスが表示されていますので、ファイル名をたとえば「first.mac」として「OK」を押します。
では、今記録したマクロの記述を見てみましょう。
マクロファイルの保存場所は、「マクロファイル用のフォルダ」に保存されます。
「マクロファイル用のフォルダ」は、秀丸エディタのメニューバーにある「その他」→「動作環境」→「環境」で「マクロファイル用のフォルダ」で指定します。
「マクロファイル用のフォルダ」は、ドキュメント配下のフォルダなど、分かりやすい場所をあらかじめ指定されることをお勧めします。
(空欄にすると秀丸エディタのプログラムがあるフォルダになりますが、推奨はされません)
エクスプローラなどでファイルを表示させ、今の「first.mac」を秀丸エディタで開いてください。以下のようなアルファベットが並んでいるはずです。
first.mac
setcompatiblemode 0x0F;
insertreturn;
insertreturn;
insertreturn;
insertreturn;
insertreturn;
マクロがコンピュータに対して「改行」を実行しなさいと命令している記述がすでになされています。このような動作を実行させる命令を「文」といいます。
これは、改行を5回させるだけの単純なマクロですが、マクロには違いがありません。後はマクロの動作を制御する記述ともう少し複雑な文を組み合わせていけば、実用的になるマクロが完成します。
最初のsetcompatiblemode 0x0F;の行はマクロの互換性を指示するもので、改行をするものではないので、ここでは読み飛ばしてもいいです。
今のように、改行をさせた場合はinsertreturn;と記述されましたが、キー操作の記録を取る状態にして、たとえばTabキーを押すとtab;と記述されていることもわかります。記述方法の確認をしていく場合に便利です。
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